業務用脱毛機と家庭用脱毛機の違い
脱毛機で検索すると家庭用脱毛機と業務用脱毛機が出てきます。どの様な大きな特徴が違うのかを詳しく解説していきます。家庭用脱毛機で自己処理するか、サロンで業務用脱毛機の脱毛の施術を受けるのか?を迷われている方は是非参考にしてみて下さい。家庭用脱毛機と業務用脱毛機の大きな違いを分かりやすく解説していきます。解説からご自身に合った脱毛方法を選んでみてはいかがでしょうか?
脱毛機の出力(パワーの違い)について
脱毛をする上で重視する点は効果、痛み、安全性ではないでしょうか?脱毛は回数を重ねる必要がある為どれも欠けていれば継続は難しくなります。ではどれほどの差があるのか?を説明していきます。
業務用脱毛機
業務用脱毛機は、高出力で連続の光を照射する事ができます。脱毛機の照射面の大きさについて疑問を持たれた事はないでしょうか?大きければショット数がすくなくて一度に広範囲に処理でくるのでは?と脱毛の光はクリスタルを通し光が屈折し光っています。業務用脱毛機の光はキセノンランプから照射されてます。又光はクリスタル面を通し光ります。キセノンランプのサイズにはさほど大きさの差はありません。太さは7Φ〜9Φ程、長さでは115mm〜65mm程です。ランプから放たれる光の面積が大きければ照射密度が分散してしまい効果がなくなります。比率でベストな照射面をメーカーは設置しているという事になります。その大きさから効率よくするには連射式が向いてます。一般的に、エネルギー密度や照射パワーが家庭用のものより高いため、より効率的に脱毛を行えます。
家庭用脱毛機
家庭用脱毛機は美容雑貨になります。美容雑貨の定義とは、美容や個人のケアに関連する製品の事を指します。家庭用脱毛機では安全性を重視されている為出力は低めに設定されています。又ジュール数の表記もされている機器もありますが、このジュール数は機器により出力の熱量とは一致しませんので注意して下さい。
冷却機能
脱毛機で効果を出すには光の熱量が必要になりますが、熱のみが強すぎると痛みが伴いお肌にダメージがかかります。つまりは出力量と冷却維持の温度のバランスが重要と言う事になります。つまりは、蓄熱力が一定で、冷却温度の維持が重要になると言う事です。
業務用脱毛機
業務用脱毛機には冷却システム装置が組み込まれています。この冷却にかかわる部品は水冷タンク、電源ユニット、ペルチェ素子、コンデンサ、ファン、ラジエーターと冷却を動作させるのには多くの部品が稼働しています。これにより施術中の痛みを軽減し、肌へのダメージを防ぎます。この冷却温度を維持するには部品のスペックにより大きな差があります。痛みがなく高出力でお肌にダメージを与えない為には冷却温度はマイナス10度が適した温度であり、その温度を維持する事が重要です。この様な条件が備わっている脱毛機では、冷却機能がしっかりしているため、痛みが少なく、照射レベルを高く保ちながら効果的な脱毛が可能です。
家庭用脱毛機
家庭用には冷却機能が付いていない場合も多く、使用時の痛みや熱さを感じやすいことがあります。又旧型タイプでは冷却機能が備わっていなく保冷剤で冷やし照射していく物もあります。個人使用となり家庭用脱毛の出力は低めに設定されている家庭用脱毛機は美容雑貨になります。メーカーは毎年増え続け現状販売されている数では250社ほどあります。毎年バージョンが少しずつ進化はしてきていますが、ハンディータイプですので業務用脱毛機の様な容量はありません。特に光を得意とする家庭用脱毛機もありますが、痛みがあるというお声も多いです。搭載されている冷却タイプは冷却ガラスタイプや冷却ジェルタイプになります。冷却のガラスやジェルが熱をお肌に直接伝わりにくくする仕組みです。
安全性について
脱毛機は熱で直接お肌の毛の処理を行う機器になりますから、業務用、家庭用どちらにしても安全性が問われます。そこで安全面ではどの様な違いがあるのかを見ていきましょう
業務用脱毛機
業務用脱毛機は医療機器に近いレベルで、使用時の安全性が非常に高く、皮膚に対するダメージがない様設計されています。数多くのお客様のお肌に触れていくものですから。とはいえ、マニュアル以外の使用方法をした自己判断で行った場合にはお肌にダメージを与えてしまう事もなりかねません。例えば、ホクロ、アザ、切り傷、炎症中の部分に照射を行ったり、適切ではないレベルを使用した場合にはダメージが起こる可能性があります。照射出力が高いため、使用方法は適切に行う必要があります。
家庭用脱毛機
家庭用脱毛機は出力が制限されており、使用者が適切な使用方法をしない場合には肌にダメージが起こる事もあり低い出力になります。初心者の方でも非常に取り扱いが簡単になっています。効果を実感するまでは時間がかかることをりかいし根気良く使用していくのが良いでしょう。
効果の持続性
光の出力により脱毛効果は異なります。医療脱毛では永久脱毛とよく謳っていますがその定義とは最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下ならば永久とされています。医療脱毛でも完全に生えてこないという事ではないですね。ではエステ脱毛や家庭用脱毛機ではどれくらいの再生率があるのでしょうか?は回数の範囲の違いはありますが、業務用脱毛、家庭用脱毛機の双方に言える事になります。ではどの様な定義の範囲で違うのかを見ていきます。
業務用脱毛機
業務用の脱毛機は強力な照射によって毛の毛根にアプローチしていきます。IPL脱毛では毛のサイクルや部位により照射間隔期間は異なります。下記の図面の様に毛のサイクルに合わせてお手入れしていく事が重要です。部位によって減るっていく率も違う事がわかります。又再生する毛の量も違う事が明確ですね。この期間や理論を理解しお手入れしていく事が必要です。SHR脱毛に関しては毛のバルジ領域にアプローチしていきます。照射間隔は2週間に1度となります。最適な熱量と適した施術ですと目安は8回から10回程度です。(個人差にもよります)
家庭用脱毛機
家庭用脱毛機は、業務用に比べて出力が弱いため、脱毛の効果が現れるまでに時間がかかります。また、個人差はありますが、定期的な使用が必要で、効果を実感するためには20回〜30回平均と言われていますが継続的に使用する必要があります。お手入れ間隔で使用すると良いでしょう。
価格
業務用脱毛機
サロンでのレディース全身脱毛1回の価格では平均2万から3万程度です。メンズ脱毛に関しては少し割高になってます。レディースに比べ面積が広いのと体毛が濃い為、シェービングチェックにも時間がかかるといった理由が1つあります。又VIOに関しても面積が広く時間がかかるのも特徴です。又、メンズ専門サロンのみの取り扱いサロンが多くなってきています。
家庭用脱毛機
家庭用脱毛機は一度購入すれば、長期間使用できるため、コストパフォーマンスが良いとされます。家庭用脱毛機の平均価格帯は2万から7万程です。又スペックによっては機器の使用期間も変わってきます。いずれにせよ定期的なメンテナンスは必要になります。
まとめ
いかがでしてでしょうか?其々の気になる特徴を比べてみました。使用目的に合わせて選んで頂ければと思います。業務用脱毛機は高出力で効率的、短期間で効果を得ることができる反面、専門知識やコストが必要です。一方、家庭用脱毛機は手軽に自宅で使用できる利点があるものの、出力が低く、効果が現れるまで時間がかかることが多いです。ですがお肌を誰にも見せずに脱毛が出来るというメリットがあります。自宅で空いた時間に通う事なく手軽に出来るので気楽にはじめる事が出来ます。それぞれの脱毛機にはメリットとデメリットがあり、使用目的や予算に応じて選択することが重要です。