これだけは避けておきたい!業務用脱毛機の特徴

タワー型に見えて卓上脱毛機だった
業務用脱毛機を導入する際、サロンオーナーの方が気をつけたいのが「卓上型なのに外装だけ棚やタワー型に見せかけている機種」です。一見すると大型で高性能に見えますが、実際には中身が卓上型と変わらないケースが多く、さまざまなデメリットが隠れています。


見た目と性能のギャップ
棚やタワーのように大きく見せても、内部は卓上型と同じ構造のため、冷却能力や出力が不足しやすいのが実情です。
その結果、施術効果が不安定になり、サロンにとってはリピート率の低下につながる可能性があります。

放熱効率が悪化する
卓上型はもともと限られたスペースに部品が詰まっているため、外装を大きくしても放熱効率は改善しません。
むしろ空気の流れが滞り、熱がこもりやすくなることで、機械内部の温度上昇や故障リスクが高まります。
メンテナンスがしづらい
見た目を大きくしているだけの構造は、修理や部品交換の際に無駄に手間がかかります。
結果として修理費用やダウンタイムが増え、サロンの営業に影響を及ぼす恐れがあります。
サロンの信頼性を損なう
外装だけで本来以上の性能があるように見せかける機器は、お客様から見ても不信感につながります。
「本当にプロ用なのか?」「効果があるのか?」と疑われると、サロン全体の信用問題に発展しかねません。
コストパフォーマンスが悪い
外見を大きく見せるためのデザインやケースにコストをかけているため、内部の部品や性能に十分な投資がされていないことがあります。
つまり、価格の割に効果や耐久性が伴わない「コスパの悪い機器」になりがちです。
業務用脱毛機は「見た目の大きさ」ではなく、内部スペック・出力・冷却能力・メーカーのサポート体制を基準に選ぶことが大切です。卓上型なのに棚のように見せかけている機器は、長期的に見ればサロンにとって大きなリスクとなる可能性があります。サロンの信頼と売上を守るためにも、導入前にしっかりと機器の実性能を確認しましょう。

業務用脱毛機の「SHRとIPLハイブリッド」という誤解に注意
業務用脱毛機を導入しようと検討されているサロンオーナーの中には、メーカーから「SHR.IPLハイブリッド」という表現を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。ここで注意しなければならないのは、業務用脱毛機に存在する光は「SHR」と「IPL」の2種類しかないという事実です。

「SHR.IPLハイブリッド」という表現の真実
一部のメーカーは販売促進のために「SHR.IPLハイブリッド」と呼び、あたかも新しい光や特別な効果を持つ脱毛方式であるかのように説明しています。しかし、実際にはSHRとIPLという既存の光を組み合わせて表現しているだけで、新しい技術が生まれたわけではありません。ワンハンドピースからSHRとIPLの光が混合して放出されることはありません。もしその脱毛機が連射ができる脱毛機でありば光はSHRのみの光です。脱毛機でSHR.IPLと切り替えもしないで混合した光は出ません。そもそも 波長が違います。顧客は情報社会の中 サロン側にその様に説明されると信頼の損失に繋がります。
この虚偽的な表現によって、購入者は「他社にはない最新技術が搭載されている」と誤解し、不要に高額な機器を購入してしまうリスクがあります。

信頼性の低下
サロン側が「SHR.IPLハイブリッド」と宣伝してしまうと、専門知識を持つお客様や他サロンに詳しい方からは疑問視され、信頼を失う可能性があります。脱毛は安心感が何よりも重要なため、誤った情報に基づく宣伝は大きなリスクです。
投資対効果が下がる
「新技術」と信じて高額な脱毛機を導入しても、実際には従来のSHRと同じ仕組みの光しか出ません。つまり、本来ならもっと低価格で購入できる性能の機器に余分なコストを払っていることになります。これでは投資回収が遅れ、経営にマイナスの影響を与えかねません。

サポート体制の不安
虚偽表現を行うメーカーは、販売後のサポートや修理体制にも不安が残ります。誇張や虚偽で販売する企業は、故障時や保証対応の際にも誠実な対応をしないケースが多く、長期的な運用でサロン側が困る可能性が高まります。
顧客満足度の低下
「最新のハイブリッド光で効果が高い」と宣伝して来店したお客様が、実際には従来の効果と変わらないと感じた場合、不満につながります。口コミやリピート率の低下は、サロン経営に直結する大きなデメリットです。
業務用脱毛機にはSHRとIPLという2種類の光しか存在しないことを理解することが大切です。メーカーの販売トークに惑わされず、正しい知識を持って機器を選ぶことがサロン成功の第一歩です。誇張された「SHR.IPLハイブリッド」という表現に注意し、信頼できるメーカーから適正な価格とサポート体制の整った脱毛機を導入することをおすすめします。

高額であった為故障がないだろう?と思い込んでしまってた
業務用脱毛機を導入する際、多くのサロンオーナーが「高額な機器=故障しない」「高いから安心」という思い込みをしてしまいがちです。確かに、高額な脱毛機は性能が高く、最新の技術が搭載されていることが多いですが、決して故障しないわけではありません。この誤解には大きなデメリットが存在します。高額とは品質とあくまでも比例しません。品質の価格以上の脱毛機は避けましょう。

メンテナンスを怠るリスク
「高いから壊れない」と考えてしまうと、定期的なメンテナンスを軽視してしまいます。しかし、どんなに高額な機器であっても、消耗部品の劣化や内部の熱負荷によるトラブルは避けられません。メンテナンス不足は突発的な故障を招き、施術中断や顧客満足度の低下に直結します。
修理費用の想定外出費
高額機器は修理費用や部品交換費用も勿論、設定価格が高いメーカーですと、高額になる傾向があります。購入時に「壊れない」と思い込んでしまうと、修理費用を予算に含めず、突発的な支出に経営を圧迫される危険性があります。
サロン運営への影響
施術中に故障してしまうと、予約のキャンセルや顧客の信頼喪失に繋がります。特に業務用脱毛機はサロンの主力機器であるため、一度止まると売上や集客に大きなダメージを与えます。「高額だから壊れない」という思い込みが、このリスクを軽視させてしまうのです。
選定時の判断ミス
価格だけを基準に選んでしまうと、アフターサポート体制や部品供給の安定性といった本当に重要なポイントを見落とす恐れがあります。業務用脱毛機の導入では「高額=安心」ではなく、メーカーのサポート力や耐久性の実績をしっかり確認することが重要です。
高額な業務用脱毛機に対して「故障しない」という先入観を持つことは大きなデメリットです。実際にはどんな機器にも故障リスクはあり、メンテナンスや修理費用の備え、サポート体制の確認が欠かせません。サロン経営を安定させるためには、価格よりも信頼できるメーカーと適切なアフターケアを重視することが成功のカギとなります。
金額が安い卓上でも冷却がタワー型の様に効くと思っていた
業務用脱毛機を導入する際、設置スペースやコストを理由に「卓上型」を検討されるサロン様も多くいらっしゃいます。しかし、卓上型脱毛機について「小型でも冷却性能が十分」「ひえ温度を安定して維持できる」と誤解しているケースが少なくありません。ここでは、そもそも論から卓上型の構造的な限界について解説いたします。


卓上型はタンクが小さい構造的な制約がある
業務用脱毛機において冷却性能を支えるのは、水冷タンクの容量と冷却循環システムです。タワー型に比べ、卓上型は本体サイズが限られているため、タンクも小型化されています。タンクが小さいと冷却水の循環量が減り、施術中に熱がこもりやすくなります。
「ひえ温度が維持できる」と思い込む危険性
卓上型でも「最新モデルだから大丈夫」「小型でも性能は変わらない」と考える方がいますが、これは大きな誤解です。冷却は機器の安全性・施術効果に直結する要素であり、物理的にタンク容量が不足している以上、長時間の安定稼働は不可能です。結果として、出力が安定しない冷却不足による肌トラブルリスク機器自体の故障率上昇といったデメリットが避けられません。

サロンにとっての本質的なリスク
「卓上型でも十分冷える」という誤解のまま導入してしまうと、効果の低下やお客様の不満につながり、サロンの信頼性を失う大きなリスクになります。冷却性能を犠牲にした小型化は、施術クオリティを下げる要因となるため、導入時には「本当に安定した冷却ができるのか」という視点を持つことが重要です。
このように、卓上型業務用脱毛機は「そもそもタンクが小さい」という構造的制約がある以上、冷却性能を過信することはできません。サロン経営の成功には、見た目のコンパクトさではなく、安定した出力と冷却性能を兼ね備えた機器を選ぶことが欠かせません。
ホームページの内容を鵜呑みにしていた
業務用脱毛機を導入する際、多くのサロン経営者はメーカーのホームページを参考にします。しかし、近年では一部のメーカーが誇張や情報を掲載しているケースも少なくありません。例えば「自社工場」と記載されていても、実際にはガレージや他人名義の倉庫を利用しているだけ、あるいは空き地などを指定場所に掲載しているケースも多くあります。大型機器を本格的に製造できる環境ではない場合もあります。脱毛機の仕様書は偽る事は出来ません。実際、脱毛機を手に取り体験してみる必要性はあります。全てをそのまま信用するのではなくご自身でご確認する必要があります。こうした情報をそのまま信じて契約してしまうと、以下のようなデメリットが生じます。


製造体制が不透明で品質に不安が残る
本来、業務用脱毛機は高度な製造管理と品質検査が必要です。しかし、実態がガレージや簡易的な倉庫であれば、安定した品質管理や安全基準を満たしていない可能性が高まります。その結果、故障が多い・効果が安定しないといったトラブルにつながります。
メンテナンス・修理対応の不安
自社工場と謳いながら実際には委託や不透明な生産体制であれば、故障時に十分なアフターサポートが受けられない危険があります。特に業務用脱毛機はサロン経営に直結するため、修理対応が遅れると売上にも大きな損失を招きます。
信頼性の欠如によるサロンリスク
ホームページ上の虚偽表記は、そのメーカーの誠実さを疑わせます。信頼できないメーカーの機器を導入した場合、施術トラブルや顧客クレームが発生し、サロンの信用失墜につながる可能性もあります。
誤った情報で高額投資してしまうリスク
業務用脱毛機は数百万円規模の投資です。メーカーのホームページを鵜呑みにしてしまうと、本来の性能や耐久性を見極められず、結果的にコストパフォーマンスの悪い機器を高額で購入してしまうデメリットがあります。業務用脱毛機を導入する際は、メーカーのホームページだけで判断するのは危険です。必ず以下をチェックしましょう。実際に工場やショールームを訪問する登記情報や所在地を確認する第三者のレビューや導入実績を調べる信頼性をしっかりと見極めることで、サロン経営において大きなリスクを回避できます。
まとめ
業務用脱毛機では様々な脱毛機が販売されていますが、ご自身で実際ホームページの内容と照らし合わせご確認しサロンのお役立ちになる脱毛機を手に入れて頂けれと思います。