業務用脱毛機ハンドピースの仕組みや選び方
脱毛機を選ぶ際にハンドピースの使用が何本必要なのか?どの様なメリットやデメリットがあるのかを解説していきまます。又、ハンドピースを使用時、内部の構造や仕組みを知って頂くと理屈が分かりハンドピースを選ぶ際に困らないかと思います。是非、活用してみて下さい。
業務用脱毛機ハンドピースの仕組み
業務用脱毛機のハンドピースには様々な形や光の種類があります。照射口で言えば主にはI時型やT時型がありそれぞれユーザーの好みになります。又細かな部位を照射するにはI時型ハンドピースが適しています。商業用ですのでハンドピースは軽量で尚且つ高性能な物が良いです。ではハンドピースの構造や仕組みを理解した上で適切な物を手に入れて頂ければと思います。
水冷式ハンドピース内部の構造
水冷式冷却ハンドピースの内部の構造では、照射時光を放たれるランプはキセノンランプと言い種類は長さ、太さの種類が幾つかあります。其々規定のハンドピースに合わせたサイズが必要になります。ランプ内部には部活性ガスがありその際、光の照射時、+−の電気を通し 一直線に光を通電させます。不活性ガスの主な特徴は、化学的に反応しにくいという点です。これは、これらのガスが外部からの化学的な影響を受けにくいという性質です。不活性ガスは、通常無色無臭であるため、気体として使用する際に視覚や嗅覚による検出が非常に難しいです。不活性ガスは、通常の温度や圧力条件下では他の物質と反応しないか、非常に反応が遅いため、化学反応を引き起こさないことが特徴です。化学的に安定した電子配置を持っているため、他の物質と結びつくことが少ないです。これにより、反応性が低く、化学的な反応が起こりにくいのです。光が通電した時不安定に光が光る原因は不活性ガスが内部にある為です。暫く通電していると直接の通電に落ち着いてきます。これは正常な反応です。
ハンドピース内部の冷却装置ペルチェ素子について
ランプには精製水が通り冷却しながら光を放たれる仕組みになっています。ランプサイドには水漏れ防止オーリングが付帯し、内部のみの流水に流れる仕組みになっています。冷却装置の一部であるペルチェ素子はハンドピースの内部に組み込まれています。ペルチェ素子とはn型(負)p型(正)の半導体材料で作られた複数の接合を並べて構成されています。これらの半導体材料は、電流が流れるとそれぞれ異なる熱的特性を持つため、接合部で熱を移動させることができます。n型半導体とp型半導体が交互に接続された部分が接合部です。この接合部で熱が移動します。ペルチェ素子の動作は非常にシンプルな部品ですが、冷却に必要な部品ですがハンドピースの冷却装置の一部とし不可欠な部品です。
照射の仕組み
業務用脱毛機のハンドピースは、一定の時間ごとに波長やパルスを調整し照射を行います。これにより、毛根にアプローチし効果的な照射が可能です。シャルム脱毛機ではレベル調整のみで効果の高い光を自動で適切な調整をしてくれます。ユーザーはお客様に合わせたレベル調整のみの設定をしていただくのみになります。
業務用脱毛機ハンドピースの種類
業務用脱毛機のハンドピースには、さまざまな種類があります。それぞれのハンドピースは、脱毛対象の毛質や部位、施術者の操作性を考慮して設計されています。以下に代表的なハンドピースの種類を紹介します。フィルターを入れ替え波長を変え使用するハンドピースでは、フィルターを入れ替えしなければなません。これは今年実際にあったニュースですがフィルターを入れ替えタイプの脱毛機を使用されていて、フィルターを入れるのを忘れお肌トラブルを起こしたサロン様がいらっしゃいます。又、フィルター入れ替え時、異物が混入したり、上手くはまりきらないまま施術を行う危険性がありおススメは致しません。フィルターの脱着時に良く異物が混入しそのまま照射してしまいますと光が異物に反応しお肌トラブルになります。又フィルターが取れなかったりと切り替えが困難で尚且つ手間がかかります。シャルムはフェイシャル専用のハンドピースが付帯しております。しかもワンハンドピースからIPI(フォト)RF(ラジオ波)が同時に照射出来ます。パッチパネル画面で簡単方法になります。IPL,SHR脱毛にせよフィルター入れ替え不要の専用のハンドピースを使用する事をお勧め致します。
IPLハンドピース
IPLハンドピースでは光の波長が長くシャルム脱毛機で言えば530nm〜1200nmとなります。IPL脱毛はユーザー様には非常に人気が高い脱毛の光になります。IPL脱毛機が浸透してきてからの歴史が長い為、効果の症例実績が多くあります。 IPL脱毛の光は、毛の色素(メラニン)に吸収され、熱に変換されます。熱エネルギーが毛根(毛包)に到達すると、毛母細胞にアプローチし、毛の成長が抑制されます。これにより、毛の再生が遅くなり、最終的には脱毛が進行します。特に太い毛には光がメラニンの吸収率量が高くより効果的です。
SHRハンドピース
SHRの光の幅、シャルム脱毛機で言いますと610〜950nmとIPLに比べ光の波長が短くなっています。一般SHR脱毛機の仕組みに関しては、毛の横に存在するバルジ領域に熱を与えアプローチしていく手法になります。バルジ領域は毛の再生を促す司令官の様な存在です。毛母細胞より上の存在している為、波長がIPLの光より短くなっています。SHRの光は連続照射が出来るのが特徴的です。高出力の熱を連続で光らす為、冷却装置が重要になります。高出力を長時間放出していく訳ですから冷却温度の維持力にかかってきます。冷却温度が保たれない脱毛機では熱が勝ってしまいお肌トラブルになります。この様な事を防ぐ為には機器の冷却装置のスペックにかかってきます。これはとても重要な事です。
フォトハンドピース
フォトの光はシャルム脱毛機のフォトで言いますと30nm〜1200nmの光を出しお肌の繊維芽細胞を刺激しお肌の再生を行う事ができます。普段のお手入れでは届かない層にアプローチしてくれる美容では優秀な光です。お肌の様々なトラブル改善をしてくれます。特徴の一つとし血流の流れを促進してくれる為、お肌のくすみ改善や、美白効果も有名です。この作用はお顔だけではなくボディにも使用して頂けます。シャルム脱毛機のフォトではRFのレベルを切り替えして頂きましたらフォト、ラジオ同時に使用も出来ます。色々な施術用途に使えるのが特徴!光の効果も脱毛機本体の性能が特化しているのと新型ハンドピースから放たれる光は効果が高いと言えるでしょう。シャルム脱毛機のフォトでは波長も430nm~1200mmと長く真皮までの浸透力が高く過大な効果を得られます。
RFハンドピース
RF(ラジオ波)ハンドピースは、主に肌の引き締め効果を持つため、脱毛と同時に美肌効果を狙うことができます。RFはお肌表面に対しアプローチしていきます。ですから、フォトと組み合わせて同時出力を行うとお肌の真皮、表皮と両方にアプローチできます。1本のハンドピースから同時に2種の効果を得れるのは特徴的です。
ハンドピース選びのポイント
業務用脱毛機のハンドピースでは性能により効果がかなり変わってくる事が分かって頂けたかと思います。実際に使用して頂き軽さは適切なのか?形は使用しやすい物なのか?を体験して頂くと良いでしょう。近年は全身脱毛を好む方が増えてますので、細かな部位にも対応できる形状なのかを知る必要がありますね。ハンドピースの重さによっては(0,9g)もあり1日中手に取り作業を行う物ですから女性でも手が疲れない軽さが良いです。シャルム脱毛機のハンドピースは高性能であり軽量(0,6g)と非常に使いやすく好まれるハンドピースです。
シャルム脱毛機のハンドピースの特徴
シャルムはハンドピースの構造に原価をかけ耐久性に優れの度からマイナス10度の冷却です。冷却の温度はマイナス10度が一番適温です。これ以上冷えすぎると意味がないからです。重要なポイントは高出力の熱を長時間出し続けてもその蓄熱力が一定に保てる事全身脱毛2.3人でヘッドが熱を持ちクリスタルが冷えなくなり熱い・痛い脱毛ではサロン繁栄するどころかお客様からクレームになります。おまけにパワー不足の脱毛機だと脱毛機がクールダウンタイムに休憩してしまいます。照射していない時の冷却温度ではなく高出力中冷却温度が保てるか冷却を維持出来るか!!がポイントです。脱毛機のハンドピースは効果に大きく影響が出て来ます。シャルム脱毛機はお読み頂いた通りボディが高品質で仕上がっている為、連続9時間10連射で冷却温度を保ち痛みがなく安全に効果のある脱毛が出来ます。光の強さ・冷却装置が維持出来るのはこの新型銀メタリックハンドピースだからです。光の強さはシャルムの特徴です。
まとめ
業務用脱毛機のハンドピースは、脱毛の効果を最大限に引き出すために非常に重要な役割を果たします。光脱毛(IPL)やSHR光など、さまざまな種類のハンドピースがあり、それぞれに特徴があります。施術する部位や毛質、お肌状態に応じて最適な光の種類、波長、パルス幅、レベルを調整してくれる適切なハンドピースを選ぶ事により、効果的な脱毛を実現することができます。業務用脱毛機の導入を検討しているサロンの方は、ハンドピースの種類と仕組みを十分に理解し、最適な機器選びを行うことが成功の鍵となります。